フランクミュラーの魅力

フランクミュラーの魅力

フランクミュラーの魅力

フランクミュラー
実は、私はフランクミュラーの時計が今まであまり好きではなかった。

なぜか?

あの文字盤のデザインだ。

ダリの絵画を連想させるような、斬新なデザイン。

強烈で、一度見たら二度と忘れることはないデザイン。

自分の腕に馴染むとは思えなかった。とてもこれを着こなせる自信がなかった。

フランクミュラーが好き、という人を見ると、何だか通ぶっているというか、私ってオシャレが分かっているの的な雰囲気を感じてしまい、フランクミュラーを身につけている人のこともあまり好きになれなかった。

しかし、ここ数年で、そんな私の心境にも変化が生じてきた。

見慣れてきたせいだろうか、その斬新なデザインに脳と心が順応したせいだろうか、とにかくこれまで毛嫌いしていたフランクミュラーの腕時計が、妙に色っぽく艶っぽく、魅力的に感じるようになってきたのだ。

カスタマーセンターの格言にはこんな言葉がる。

「クレームを寄せるお客様は、不満を解決されると最高のロイヤルカスタマーになってくださる可能性が高い」

私もこれと似たようなものなのだろうか。嫌よ嫌よも好きのうちで、実は始めて見た時から気になって仕方がなかったのかもしれない。

そんなフランクミュラーから、東京ディズニーリゾートの30周年を記念した限定ウォッチが販売された。

ベースとなっているのは、「トノウ・カーベックス」。1992年、ブランド誕生と共に生まれた樽型デザインのモデルで、同社を象徴するモデルだ。

レディースにはダイヤモンドがあしらわれている。

そして、メンズにはミッキーマウスが、レディースにはミニーマウスが文字盤に描かれている。

価格はメンズが220万円、レディースが240万円だ。

私はディズニーランドも、若い頃はそのよさが分からなかった。

しかし子どもができ、家族でディズニーランドへ行くようになると、だんだんあの夢の国の素晴らしさを体感できるようになった。

時の流れによって、価値の感じ方が変わることは往々にしてあるということだ。

そして、時の流れに関わらず、その価値を維持し続け時を刻み続ける時計というプロダクトにこれからも魅了され続けるであろう。